「ハルカニウム」について考えてみたら収拾がつかなくなった件

めっちゃくちゃお久しぶりです!そうPです。

ブログの更新をサボり始めて早1年と10ヶ月…ってもうすぐ2年じゃないですか。

流石にサボりすぎてますね、反省致します。

 

今回のエントリーは春香さんが大好きな人達で2020年の春に刊行致しました、

同人誌というか学会誌である

天海春香学会 Vol.1」に寄稿させて頂いた

「ハルカニウム」について考えてみたら収拾がつかなくなった件」

を再編集、というか加筆訂正したものを掲載致します。

 

 

 この天海春香学会って何ぞや…?と思った方はTwitterのアカウントをフォローして頂けると良いかと思います。→ @a_harukagakkai

主催の「スタントンP:@stantonharuka」と「そにっぴー:@f_of_panda」のお二人は現在も精力的に春香Pの活動しているとてもエネルギッシュな方達で、その熱にうかされた老体が醸し出したポエムが今回のエントリーでございます。

以下、宜しくお願いいたします。

 

 【序文】

僕の記憶が確かならば、古(いにしえ)のアケマス時代より春香さんのプロデュースに関わろうとする者を拐かし、虜にしてしまう成分が有るという。その名は「ハルカニウム」。春香Pの間では以前からその存在が知られていましたが詳しく体系化された文献もあまりなく、その効能、効果、副作用についての大規模なスタディも有りませんでした。今回この「天海春香学会」が立ち上がることを知り、この期にハルカニウムの研究が進むことを期待して、先ずは道標としての序文を書かせていただこうと思い筆をとった次第です。至らぬ点も多々あるかと思いますがお付き合いのほど、宜しくお願いいたします。

 

【ハルカニウム概要】

先にも書きましたがハルカニウムは古くからその存在が知られており、名称についても複数が確認されております。それらは時代や場所によって「ハルルニウム」「アマミシウム」などとも言われておりますが、全て同じ働きを持つエナンチオマー(構造異性体)と考えられます。この事はハルカニウムが非常に広い範囲で存在していることを伺わせます。

さて、ハルカニウムの具体的な摂取方法ですが意外に簡単です。アイマスをプレイする事はもちろんですが、ニコ動やTwitter、pixivなどのSNS天海春香さんを検索し、その容姿や笑顔、歌声、コミュ、ダンス等を閲覧する事により脳内に取り込まれ、その者に何とも言えない多幸感(ハピネス)を与えます。この作用が起きる機序については脳内のβエンドルフィン濃度を高めるのではないかと考えられていますが、まだ詳しい事はわかっておりません。これからの研究を待ちたいと思います。

また、ハルカニウムの効能はこれ以外にも数多く確認されており、「道端で困っている人に声をかけられるようになった」、「以前より前向きに生きられるようになった」、「自分が覇王になったような気分になる」等が報告されています。

このようにおおむね有用性が勝るハルカニウムですが、過度に摂取する事で「天海春香廃人」になってしまう事も確認されています。廃人化が進んだ春香Pは以下のような特徴的な行動を取ります。

・装飾品であるリボンを食べ物と誤認してしまう。(リボンむしゃむしゃ)
・不意に「わっほい!」などと叫ぶ。
・自らの好きなハルカニウムを作り出そうとする。
SNSでの (天・∀・海) の多用。
・自分が天海春香なのでは?などと考え始める。

このような方をTwitterで見かけた場合、あなたが春香Pであるならばすぐさまフォローする事をオススメします。何故なら「天海春香廃人」の方は「ハルカニウム」の摂取に非常に貪欲なため、ハルカニウムを多く含むツイートを発見する能力(環境)に長けています。故に、その方のTLを追うだけで非常に効率よくハルカニウムを摂取できるのです。

 

【全部公式が悪い】
さて次に、なぜハルカニウムは未だに多くの春香Pがその摂取を求めているのか?を考察していこうと思います。僕はその理由が初期アイマスにおいて春香さんが背負った「役割」が関係しているのでは?と考えています。

今の時代は正にソーシャルゲームが花盛り。765ASを取り込んだミリシタはもとより、TwitterのTLには多くの可愛らしい女の子達が「さあ、こっちにも(課金をしに)いらっしゃい」と言わんばかりに溢れています。765AS単独の動きが無くなってしまった昨今、アイマス不動のセンターとして他のアイドルよりも露出が多い春香さんのプロデューサーも、このような環境下に置かれてしまっては「新しい担当」や「推し」が増えてしまうのは仕方が無いのかも知れません。

 

しかし、少なくともアケマスや箱○、SPの春香さんをプロデュースした事のある春香Pはあのエンディングを忘れていません。他のアイドルとは何の疑問も無く添い遂げようとするゲーム内のPが、春香さんにだけとってしまったあの態度の事です。僕はあの時、「おいやめろ…そんなことは言いたくないんだ…」と心の中で叫びながら早回しのようにPSPの○ボタンを連打して…エンディングのカラデイを虚ろな目で聞いていた気がします。…まあ、この話は後で触れますのでここでは考察を先に進めます。

初期のアイドルマスターの開発方針を改めて見直してみると、あのエンディングも致し方なかったのかな?と思える部分があります。アイマスシリーズのプロデューサーである坂上陽三氏(通称ガミP)は、アイマスの1番の魅力は何かと問われたインタビューで『立場の違う男女の関係を描く普遍の魅力だと思います。アイドルはアイドルのトップを目指し、プロデューサーはプロデューサーのトップを目指す。お互いの目指す道があって、それとは別に相手への気持ちも膨らみます。そんなもどかしさや一緒にトップを目指す気持ちを体感できるところです』と答えています。

また、同じインタビューでディレ1こと石原章弘氏は「日常を変える、をコンセプトに本筋を複数本並行しながら展開していくところ」「原作がボヤけているからこそできる、全てが本物で全てが本筋と言えるところが魅力」と答えていました。

 

この両氏の言う初期アイマスの魅力を解りやすくまとめると、以下のようになります。

・「アイドルのプロデュース」が目標としてしっかりと存在する。
・日々の積み重ねの中で担当アイドルへの愛着が湧いてくるシステム。
・担当アイドルを一人の女性として意識してしまうコミュの数々。
・コミュが開放されていく順番はプレイヤー次第なのでそれぞれの物語ができる。

この秀逸なゲームシステムの上に準備されたアイドルは10名。
シルエットで直ぐに分かるようにデザインされた彼女たちには、またそれぞれに違う個性が与えられ、プレイヤーが自分好みのアイドルを選べるようになっていました。


その中で春香さんが担当するのは作品の顔であるセンター。スタンダードな性格を与えられたいわゆる「ドジっ子枠」で、誰もが親しみを持てるキャラですが、逆に言えば個性を発揮しづらいキャラでもあります。
個性豊かな他のアイドルたちに比べて存在感が無い、没個性などと言われ続けた春香さんですが、センターを張るアイドルの役回り上これは仕方の無い事。その上でさらなる宿命として背負わされてしまったのが坂上氏の言う「アイドルはアイドルのトップを目指し、プロデューサーはプロデューサーのトップを目指す」という最も基本的な部分の担当です。

エンディングで他のアイドルたちはプロデューサーと共に歩む事を希望し、それに対してプロデューサーも好意を隠さずに二人で進んでいく道を選びます。美希を例に取れば、プロデューサーはミキが16歳になるのを待ってから南の島に婚前旅行に行くという、もうメロメロで甘々なヤツが描かれています。

それに対して春香さんは基本担当係なので、プロデューサーと共に歩むことを希望しても別々の道でトップを目指そうと諭され、一人でトップアイドルを続ける事になりまっす。このアイドルとプロデューサーが各々の道を歩むというベースのストーリーが有るおかげでアイマスは「アイドルプロデュースゲーム」として成り立っています。つまり、ナムコは春香さんに辛いエンディングを背負わせる事で作品を成立させたのです。

 

…それにしても、ですよ。
もうちょっと春香さんとプロデューサー(プレイヤー)に気を使ったテキストにならなかったのだろうか?(憤怒)

 

自分をもっとそばに置いてくれ、と遠回しに告白する春香さんに向かってのセリフ。

「は? っておい、それ…、ヤバい意味じゃないだろうな?」

(SPでは「変な意味」に変更)

苦楽を共にした担当アイドルの精一杯な告白に対してこんな風に言える奴って…

有り体に言ってクズでは?

 

別々の道を歩もうと諭された春香。でもいつかPの元に戻ってきていいか?と

問われた時のセリフ。

「ああ、その時は、この話の続きをしよう。もし、気持ちが変わっていなければ」

このテキストだと自分(P)の気持が変わってなければ、と読めてしまう。

 

この後、春香さんは「変わるわけないです」「プロデューサーさんは生涯ただ一人の代わりの効かない人ですから」と言ってくれますが、ゲーム内Pは「ありがとう春香、…それじゃあ、またいつか!」とそっけない。
もう、春香の事は眼中にありません、みたいな雰囲気。

 

予算が足りなかったのか、納期が迫っていたのか。はたまたテキスト用の容量が足りなかったのか…は分かりませんが、ちょっと思慮が足りなくてエンディングへ急ぐ感じのする「ゲーム内P」の言葉により春香Pの心に生まれたのは

「あんな酷い態度をとって…ごめん」

という贖罪の意識です。そんな春香Pが負った心の傷を癒やすため、若しくはゲーム内Pが生んでしまった負のカルマを浄化する手段として具現化したものがハルカニウムというものなのかも知れません。

 

【まとめ】

春香さんの特異的なドームエンドは、誕生から15周年を迎えようとする現在でも様々な解釈が与えられ、没個性と言われていた天海春香のバックグラウンドを修飾する大きな力になっているのも事実です。

僕が主な生息域としていたニコニコ動画では「ゲーム内P」の負のカルマをそのまま引き継いだような「哀春香」や「闇春香」、まるで前衛芸術のようなどこか哀愁漂うPVなどが生まれ、「明るく前向きな春香さん」とは違った春香像を作り出すことに成功しています。

また、中の人である繪里子さんの「黒春香」発言から始まった公式の悪ふざけ(いいぞもっとやれ)である「I want」という燃料も投下され、贖罪意識が肥大していた春香Pは春香さん「閣下」と称し崇拝の対象にまで神格化していきます。いま私達が感じる

春香さん=強いリーダー

というイメージはここから醸成されていったのかも知れませんね。

 

【PS:ワタクシの考えた理想のエンディング】

さて、かくいう僕は春香さんがステージで歌い踊ることをひたすら眺めるのが好きなPなので、自分が好きな様にカメラワークをいじったNPVなどを作成してニコ動にアップしていましたが、普段仲良くさせて頂いている真摯な春香P達と接していくにつれ、僕にも春香さんの物語を含んだ動画が作れないか?と考えるようになりました。

 

あの日、夜の夢の大橋の上で対峙した春香さんとプロデューサー。二人がお互いにこう思っていてくれたら…。そんな思いをいっぱいにして作成したのが2018年の天海春香誕生祭の時にニコ動に投稿した動画である

「それは言わない約束 feat.天海春香」(sm32956168)です

愛しているなら SILENCEがいい
いらない言葉を 唇に閉じ込めて
抱きしめられたら ためらいたくない
今夜はさよなら 言わない約束

愛しているなら SILENCEがいい
ちらかす言葉は みんな夜空にあげて
抱きしめられたら 戸惑いたくない
今夜はI LOVE YOUも 言わない約束  歌詞:ribbon 「それは言わない約束」より


この歌詞・・・どうでしょう?ピッタリ来ると思いません?
ドームエンドを成功させたアイドルとプロデューサー。

二人の間にはちらかす言葉なんて要らないのです。

ミリシタ「THEATER CHALLENGE!」を振り返って

どうも、ご無沙汰しております、そうPです。

 つい先日までミリシタ内で繰り広げられていた投票イベント「THEATER CHALLENGE!」、皆様はどのように楽しまれた(苦しまれた?)でしょうか。僕は普段、ミリシタはそれほど熱心にやっている訳ではなく(と言っても担当アイドルの天海春香さんを始め、かわいいシアター組の娘達にもシンパシーを感じているので)それなりには嗜んでいるつもりでありますが、TA、TBと過去二回行われた投票イベントは不参加でした。765ASがエントリーされていなかったと言うのが最大の理由ですが、この「投票」というワードがどうしても過去のイヤーな事を思い出してしまう、と言うのも理由の一つで有りまして…

しかし、今回のイベントはAS組も参戦ということでしたから躊躇も何もなく、担当アイドルの春香さんに役を持って来るべく初参加を試みた次第であります。今回はそんな右も左も解らない「初心者」が参戦したTHEATERCHALLENGE!を、期間中に僕が作成した画像から振り返って見たいと思います。

いや、画像作成と言っても普段はお店で使うPOPを作ったりするだけで、そんなに大した腕もセンスも無いんですがね…。春香さんのために何か出来ることしなきゃいけない!という使命感だけは燃えたぎらせていました。

 【地ならし】

投票企画自体、どんな風に始まってどんな風に役が決まるかまるで知らなかったので、取り敢えず春香さんはどんな役柄でも似合いますよ、というのを暗に示す様な画像を作ろうと思って作成したのがこちら。

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どちらもTwitterやこのブログで貼り付け済みの画像でしたが、ねこ悪魔型春香さんが好きすぎて使ってしまいましたw

 【ファイナルデイ役に推していく方向が決定】

イベント開始後にアプリ内にコンベンションセンターなる意思統一機関が有ることを教えられちょこちょこと覗いていると、どうも今回はファイナルデイという悪役に推挙して行く事が決まったようでした。僕は以前のエントリにも書いたとおり「黒春香」や「春閣下」的なのがどうも苦手なので、どうしようかな…と思っていましたがお仲間の春香Pの方がファイナルデイは世界の混沌を救う正義の一面も有るのではないか?と発言されていて、なるほどそれならいいな!と思った次第であります(単純)

 

 【12月19日 投票開始!】

古参Pは「I Want」のイメージを重ねて連想しやすいタグ「#ヴぁいナルデイ」と、アニマス以降のPにも解りやすい名タグ「#後ろの民までちゃんと治めるからね」が考案され、CCでもスタートダッシュを決めて春香の役柄の方向付けと、春香Pの士気を上げましょうと決まり、TLに続々とダイマやイメージ画像が流れてくる様に…。

僕もやる気を触発されて何か作らねば、と考えて作ったのがこちら。

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TLに流れてくるファイナルデイ春香のイメージがグリー版ミリオンの「私たちこそが正義!天海春香」か「妖かしの女王 天海春香」、若しくはハルシュタイン閣下だったので、違った素材を使って作ろうと考えてスクショおじさんらしくステラステージのスクショを用いて作成しました。

 

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同じくステラステージの衣装「ルージュ・ノワールQ」でI Wantのシーンを切り取ったもの。録画しようとしてI Wantを選曲したら「初めて歌う新曲、聞いてくださいね!」って春香に言われて倒れそうになった…^^;

 【おみくじ企画】

春香陣営では美也ちゃんの得票数を常にリードし続け、地味に票差を離していく作戦がとられていました。しかしお正月は投票が落ち込むことが予想されたので、それを避けるため新年おみくじ企画を立案、実行しています。有志のPがbotを作ったり、いろいろな仕組み(←ドシロート感)を作る中、おみくじの画像を募集されていたので作ったのがこちらの二点。

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色々なおみくじが作成されていましたが、ネタに走りすぎず春香さんの凛々しさを強調する感じでまとめました。ホントは全種類作る予定でしたが、リアルがクソみたいに忙しかったため断念。

しじみリボンサンド】 

当初、春香さんと美也ちゃんの一騎打ちになるかと思っていたファイナルデイ役争いでしたが、ミリオンのリーダーとも言うべき強キャラ、琴葉さんが参戦して来ました。前回までの戦い方がほんとに強い二人を相手にしなくてはいけなくなり、春香陣営は結構動揺していたと思います。しかし本当に恐ろしいのは「765AS VS 39プロジェクト」の構図で争われることであり、なんとしても避けなければいけない。

そんな時に3陣営の交流から生まれたのが「しじみリボンサンド」なる食べ物w早速、タグ「#しじみリボンサンド」が作成され、スクショや自作のリアルサンドなどを投稿し合う流れになりました。

同じ役を目指す3人の陣営が共同で楽しめる企画は、P同士の融和を図るという観点から見ればナイスタイミングだったかと思います。

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  【ファイナルデイ春香さんのイメージ強化】

お正月が終わり、ラストへ向けてダイマ強化が叫ばれている時期。優秀な春香Pの方々が素晴らしいダイマ資料をつくりTLに放流しておりました。そこで僕としては詳しいダイマ資料はそちらにおまかせして、FDイメージを強化する画像を作っていこうと考えていろいろと策動しておりました。

先ずはアウトレイジ軍の旗を作ろうと考えて、作成したのがこちら。

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まあ、言わずと知れたジオン国旗がモチーフなんですがw 春香のアウトレイジ軍はレッドリボン軍なので(?)真ん中にリボンをあしらってね。

この頃になってくると、僕のIllustratorのスキルも上がってきて作業時間が楽しくなってきました。

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FD春香をイメージさせる衣装ってなにか無いかな…と考えてたときにはたと気がついたのがこの「ステラガードBDU」。OFAのカタログ第6号で「Fate of the World」と共に配信されたミリタリー系の衣装です。

なるべくキレイに切り抜けるように、収録は真夏の海のステージ「ビーチライブ」で行われました。暑い中軍服で頑張ってくれてありがとうね、春香。

この「私のやり方で…」って言うのはもちろん「I Want」の歌詞から。

  【最終段階】

 長かったTCも最終段階を迎えて、春香陣営の最終一斉投票の企画が動き出しました。美也ちゃん陣営の最終兵器「38時間一斉投票」を迎え撃つべく、春香陣営では毎日の投票を拡大して票差をジリジリと離していく作戦「#君がいて軍になる」が考案され、その周知に腐心しておりました。というのも、この一つ前に行われたプチ一斉投票企画「#キラメキ侵攻形」がわりと地味な結果に終わりまして。まあ、いろいろな要素が有るので一概に原因はこれだとは言えませんが、とにかく周知活動を強化しましょうという事になりました。

周知画像は本当に素晴らしいものが沢山作成されて、僕みたいな付け焼き刃奴は恥ずかしい限りだったのですが、スマホの縦画面いっぱいに表示される画像を作ろうと考えて作成したのがこちら。

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春香のセリフ、「All you have to do is follow me」は 「私についてくればいい」という意味。海外映画なんかで良く使われる表現、だそうですw

 

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こちらは最終日の一斉投票の告知画像。ある春香Pさんからこの春香を使って群衆に演説しているようなのが作れないか?と依頼がありまして。

ところが群衆のフリー素材ってなかなか良いものがなくて。最終的にたどり着いたのがQueenの話題の映画「ボヘミアン・ラプソディ」から、ウェンブリーでの LIVE AIDの群衆。重ねてみたら案外フィットしたので色々と加工してそれっぽくしてみました。

 

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こちらは実際には使われなかった画像。美也ちゃん陣営の「38時間」が発動されて、票差が10万切ったら春香陣営に発破をかける為に用意した物でした。

衣装はステラステージから、あの7thライブの衣装をモチーフにした「スリーピングプリマ」 。白の部分を黒に置換してみました。

 【1ヶ月を振り返って】

この投票イベントというやつは、本当に諸刃の剣だなぁと思いました。

良かった点

一つの目標に向けて今まで交流の無かった春香Pの方々と繋がれたのがとても良かった。票読みから動静の分析、的確な指摘、迅速な火消しなどなど、貴方達はいったい何者なんだよ!と驚かされましたw ホントの選挙活動出来るんじゃないか?と思うほど。こんな優秀な方たちが味方で本当によかった。

気になる点

選挙活動は大変な半面とても楽しい物でしたから、終わったあとの喪失感が凄い。「担当アイドルをプロデュースする」という軸足を保っていないと、この投票イベント自体が目標になってしまう感がある。

もう一点は、少なからずPのコミュニティに動揺や地殻変動を与えるので、いままでマスクされていた事が表面化しやすいという事。「みんなまとめてアイドルマスター」なんて事は言いませんが、同じコンテンツを愛する者同士、敬意を持って活動して行けたらいいなぁ。

 それでは、今回はこの辺で。今回も駄文にお付き合いくださいましてありがとうございました!

そうPのセルフライナーノーツ ~Love is forever feat.天海春香 編~

どうも。底辺春香Pとして、その名を知られていない存在、そうPです。

 

アイドルマスタープラチナスターズ」への文句諌言から始まったこのブログですが、最近はライブレポートみたいな様相を呈してきております。まあ、765ASのゲームでの展開が少なくなって「プロミ」や「初星宴舞」「MRステージ」などのライブが中心になってしまったので致し方無かったかな?とは思います。

しかし…そのライブ活動も「MRステージ 3rd シーズン」の開催が望まれている以外、現時点では「予定無し」という状況に。数年前までは765ASの活動が減ってきたとしても何らかの燃料は供給されていたので、ここまで材料が無いのは人類の有史以来、初めての危機的状況ではないでしょうか。

で、ワタクシ。少し前に参加した春香Pミーティング時に「もしこの先、展開が無くなる様な事が起きるなら、自分たちで作れば良いと思ってる」などと発言しておりまして…。いや、決して自分が何か作れる訳ではなく、長く愛されて来たコンテンツのオタク達には「足りないものは作る!」という歴史が有ったように思ったのです。(うる星しかり、サクラ大戦しかり)。では、お前は何が作れるのか?と問われれば… 

はい!「iM@SコラボPV」です!

 という事で(?)今回のエントリでは僕が最近作った動画のセルフライナーノーツ的なものを書いて見たいと思います。 

 

【じつに悩ましい…曲決め】

コラボPVを作る時、いつも悩むのが「今回は春香さんに何を歌わせよう?」なんです。僕は基本的に自分が好きな曲を春香さんに歌わせてニヤニヤするのが好きなので、選択肢が自ずと昔のアイドルソング中心になってしまうのですが、「この曲、春香さんに歌わせたいけどイメージがどうしても合わない!」って事が結構有ります。

たとえば、少し前にアップした裕木奈江さんの「拗ねてごめん」って曲。

フォーク世代をリスペクトしていた裕木奈江さんのパーソナリティから湧き出る儚げな感じが、強く雪歩をイメージさせました。それと何故かフランス語と雪歩って合うような気がしたんですよね。おしゃれ可愛い感じというか。加えて僕の雪歩のイメージが「ゆりほ」成分強めなのでこちょこちょ話す可愛らしいイメージがあって。このフランス語バージョンがイメージぴったりでした。

投稿してみたら1000回の再生を頂きまして、皆様も同じようなイメージをお持ちだったのかなぁと一安心。本来の歌詞も知ってほしかったので少し冗長だったカメラワークなどを見直した日本語バージョンの動画も作ってしまいました。^^;

こちらは裕木奈江さん本来の低めの落ち着いた声質なんですが、これがまたゆりほの最終時期を彷彿とさせる感じで良かったかな、と。

 閑話休題

 さて、我が担当アイドル天海春香さんの新作コラボPVである「Love is forever feat.天海春香」のお話です。今回春香さんに歌ってもらったのは僕としては珍しくアイドルソングでは無い曲を選んでいます。

と言うのも、最近ニコマスで素晴らしい動画を上げてらっしゃる方達は男性のボーカルにアイドルのステージシーンを合わせたり、テクノ調の映像効果と合わせたりとカッコ良い映像作品が多く、才能もテクニックも無い僕はただただ「凄いなぁ…」と羨望の眼差しで眺めていた訳です。で、チョロく影響を受けた結果、自分でもカッコ良い方面に振ったPVを作ろうと思い立ったのですが、コラボPVを作る上で自分の中で不文律みたいなものが有りまして。

・女性ボーカルを使うこと

・歌番組のステージを再現すること

この2つは絶対に崩せない条件です。我ながら不自由だなぁと思いますが90年代はアイドルが出演する番組が沢山あって(東京イエローページとか、)そういうのばかり見て育ってきたのが悪かったんでしょうねw

で、僕なりに精一杯アーティスト方向に寄った選曲がTommy february6の曲でした。

見て頂ければ分かる通り、結果としていつもと変わらない様なPVになってます。結局は自分の作りたい感じって曲げられないものなんですねw

 今回のPVですが、今までとはちょっと違った作り方をしてみました。普通のニコマスPは「あの曲の、あの部分のダンスが可愛いので使おう!」とか「ぴったり来る!」とか構成を考えてキャプチャーして、切り出して、TLに貼り付けて…という作業フローをしてると思うのですが、僕はもはや脳が不自由になってきているので細かいところをあまり覚えてなくてね(笑)。で、今回は先ずBPMと曲調の近い曲をピックアップして正面カメラで全てキャプチャーする所から始めてみました。

そこからぴったり来るダンスと表情、可能であるならリップシンクロが存在する部分を探します。この作業は動画作成の肝になる部分なんですが、仕事で疲れてたり夜遅い作業になってくると眠気との戦いになり、とても苦しいんです。ですので、ピタッとハマる部分が抽出出来たときの嬉しさと言ったら何者にも代えがたい物があります!

ちなみに上記のツイートの当該部分は1:24からの部分。トリミング無しの長回しでダンス、表情、リップシンクロ、全てが揃ったかなり嬉しいケースで、脳汁が出ちゃうやつです(;´Д`)アハァ

で、全体の尺が埋まったら試しにレンダリングしてみて、不自然なところが無いか様子を見てみます。BPMが速い曲のベロシティを無理やり下げて合わせている場合などはFPSが落ちる(カクカク動く)ので、その部分だけ浮いてしまいます。それが全体の流れから見て我慢ならないレベルだったら潔く諦めて、その部分に合うシーンを探し直します(これがまた辛い…)

この時点では全て正面から撮ったシーンなので、ここから演出を決めていきます。カメラのアングルを考えて当該部分を再度キャプチャーして差し替えたり、トランジションを使ってシーン同士のつなぎ目を自然に見せたり、パン&クロップを使って動きを付けたり。今まで正面しか見えてなかった動画の中の春香さんがイキイキと動き出す、凄く楽しい作業です!

最後に歌詞を載っけて仕上げの微調整を施したら動画の完成です。ニコ動にアップしてエンコードしてもらうのですが、たまに(頻回に?)音ズレが起きるので出ないようにお祈りをしながら終了を待ちますw

一時期のクソ仕様に比べれば1080p 6Mで動画が再生出来るようになったのでかなりマシになったニコ動ですが、改悪前の仕様だとニコ動側のエンコードを回避出来たので凄くキレイに動画がアップ出来たんですよね。

「プラチナ画質」という珍しいタグを貰ってしまった動画↓

 

会員数の減少もあって、PV系の動画で2525(ニコニコ)回再生を達成するのは、僕のような底辺Pには夢のまた夢になってしまいましたが、これからも春香さんに色々な歌を歌わせて行きたいなぁと思ってます。 

最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。

お口直しに可愛い春香さんをどうぞ。

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めがねるんも可愛いけど、やっぱりこの感じよね…(^^*)

 

PS

ちなみに、僕の使っている編集ソフトは「VegasPro」っていうマイナーなやつ。Premierと違ってアドビの「言語」と「お作法」を知らなくても、ウインドウズPCを使ったことのある人であれば解りやすいソフトです。難点は頻繁に固まること。この動画を作りながら何回落っこちたことか…

 

PS2

前提条件として、春香とPは別々の道を歩き始めた所です。

P「はー、今日も疲れたな…。さて今日のMステの出演アイドルは…と」

TVの電源オン。

P「お、春香か。がんばってるな。」

P「おい、気持ちを歌に乗せるの、凄くうまくなってないか…」

P「う…どうしてこんなに胸が苦しいんだろう。それに俺…泣いてるのか?」

(最後のシーンを見て)

P「…ママァ…」(泣きじゃくりながら)

 まあ、最後のは冗談としても、こんなシチュで構成を考えてみました。(^^*)

 

 

 

アイマスMRライブ 2nd SEASON 春香主演公演に行ってきました(後編)

どうも、底辺春香PのそうPです。前回に引き続きMRライブに参加して感じた事を書いてみたいと思います。かなり僕の主観というか考えが入っているので何じゃそりゃ!と思われる方も居るかと思いますが「こういうヤツも居るんだ」という事で、しばしお付き合いをお願いいたします。

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ステラステージのカッコいい春香さん


【リアルアイドルとデジタルアイドル】

MRライブ天海春香主演公演第3部が終わったのが夜の21時。ここからそにっぴーさんが主催してくれた春香Pミーティングに向かいました。会場はシアターから歩いて直ぐの居酒屋鳥どりさん。予め予約を入れて貰っていたので、20名のメンバーが個室にて周りに気兼ねなくヲタトークを繰り広げられる環境が整っておりました。

参加されたみなさんはお若い方ばかりで、平均年齢を一人で上昇させるワタクシ。で、僕のお向かいにお掛けになったのは紅一点のとうかさん。後日名刺を整理してた時に既にFFであり、そしてあの女性Pの方だったのか!と気がつく有り様。本当に歳はとりたくないものです。失礼いたしました…(^.^;

はっぴっPさんとえぬわいさんが春香さんのドールを飾ってくれたので、居酒屋内で即席の撮影会が始まったり、参加メンバーそれぞれの春香さんへの思いを聞けたりと、とても有意義な時間を過ごしました。

さて、この場で僕が少しだけ語らせて貰ったのは、天海春香と言うデジタルアイドルの永遠性について。現場でのお話はちょっと補足説明が必要だったかな?と思いますので、ここで開陳させて頂きます。

以前のエントリにも少し書いたかと思いますが、僕は大学受験に失敗して予備校生になった10代の終わり辺りから20代前半の頃、複数のリアルアイドルの追っ掛けをしておりました。あっちこっちのライブコンサートに参加したり、エコーはがき(表面に広告が入っていて、その分安いはがきの事)をたくさん買ってきてラジオにお便りを投稿したり、半蔵門JFN前で収録の出待ち入待ちをしたりと精力的(?)に活動しておりました。で、その時に得た教訓というのがこの2つです。

・リアルアイドルは遠くから輝きを愛でるもの

>>リアルのアイドルは当然のことながら人間なので、近づきすぎると見えなくても良い物が見えて来ます。(ex.地の性格とか、異性の影とかね…)僕がアイドルに求めたものはそういう「人間臭さ」では無く、ステージ(やその他の活動)での「輝き」です。

・リアルアイドルが明るく輝く期間はほんの僅かな時間でしかない

>>リアルのアイドルは生き物なので成長という経年変化が有ります。出会った頃は自分の理想像であったアイドルも2〜3年経つと歌う曲の方向性が180度変わったり、違うお仕事に目覚めたり、売れなければ最悪引退という事もあります。

もちろんそう言う変化を楽しむのも有りですし、〇〇は俺が育てた!と言うのも良い物なのですが、僕が好きなのは王道アイドルであり、王道のアイドルソングなんです。急にロックな路線に転向されても困ってしまうし、ミュージカルや演劇にシフトされても「時間が有ったら行ってみよう…」位の気持ちしか持てないんです。

 

【デジタルアイドルのライブは成功したのか】

そんな事情からリアルアイドルの現場からは離れてしまった訳ですが、アイマスのアイドルたちはデジタルな存在なのでこの2点を完璧にクリアしておりました。もともとナムコ大好きっ子(死語)だった事もあって、アケマスは存在を認識しておりましたが近くに無かったためプレイできず、箱版、そしてSPが発売になると自然にゲームを始めておりました。なので、初めの僕の立ち位置は「中の人など居ない!」「アイマスライブは所詮声優さんのライブだろ…」でした。

 この辺の話は下記の記事でもちょっと述べています

sou-p.hatenablog.com

 

そんな立場から始まった春香P人生でしたが、アイマスの特徴である「中の人の性格がキャラクターにも反映されて形作られるアイドル像」とそれを前提にした展開や、「2.5次元感満載のライブ」を経験していくうちに春香さんの中に繪里子さんの存在を強く感じ始めました。そのうち繪里子さん人となりに惹かれてファンになり「なかむランド」に参加したり、知り合いになったPさんから誘われて他のアイマス声優さんのライブにも顔を出すようになりました。そんなこんなで約8年間、若干(?)の波乱もありましたがアイマスというコンテンツに頭までドップリ浸かって来たわけです。

しかし、9thライブあたりから風向きが変わってきました。今までは無かった中の人の病気や結婚、出産に伴う活動の一時休止…。経年変化の無いはずのデジタルアイドルの活動にまさかの事態が起き始めたのです。これは765ASが10年を超えてなお第一線で活躍している事と、あえて中の人を表に出す展開が逆に仇になってしまったように思います。

こういう事になって来ると余計なことを考え出すのが老害の悪い癖。

・僕がアイマス世界に入るキッカケだったのはゲームだし、先に述べたような理由でデジタルアイドルを推す者なので、繪里子さんファンではあるけれどあくまで「天海春香のプロデューサー」と言う立場を主軸として活動してきた。

・故に僕にとっての重要度は「キャラクター>中の人」であり、極論を言えば中の人の理由で表のキャラクターが消えるような事は有って欲しくなくキャラクターの延命のためには声優交代も止む終えないのではないか?

その様な気分で悶々としていたところに始まったのがこの「MRライブ」でした。中の人が表に出て来ないデジタルアイドルのみで行われるライブ。現在のガールズでのライブが生き延びる唯一の形であり、中の人を必要としない、と言うか物理的に拘束しないので負担をかけない、デジタルアイドルのライブとはどういう物になるのか?と期待しながら参加しました。

 

1stでは本店でナポリタン食べたので、今回は支店で♪

 

ドール沼って足を踏み入れてはいけないって聞いたこと有る

 

 【切っても切れない、関係性】

しかし、2ndシーズンのMRライブに参加して思ったのは、こういうライブステージは「中の人」の機転とか話術が無いと場が持たないと言う現実でした。MRライブ2ndシーズンの春香さんとのコミュニケーションタイムは客席側も「プロデューサーとしての返答」を意識した結果、プロデューサーさんを笑顔にしたいと問う春香さんに「笑って」とか「踊って」などの言ってみれば模範的な回答が多くなったと思います。その結果、春香の回答も「ライブがんばりますね!」等の優等生的なものが多かった。この程度の反応ならAIでも出来そうですが、わざわざライブ会場まで足を運んで楽しむほどでは無く、むしろ自宅のモニターで周りに気兼ねなくニヤニヤ出来た方が良いのかもしれません。これぞライブならではのコミュニケーション!と思わせるものはやはり裏に繪里子さんが居たからこそ成り立っていました。例えば「笑って」を何気なくアカペラで口ずさんで会場のPを笑顔にするどころか涙目にしてみたり、客席から煽られた結果、拗ね春香を突然ぶっこんできて古参プロデューサーを悶絶させたりした訳です。デジタルアイドルライブといえども繪里子さんが居ないと生の天海春香は再生出来ないという事を改めて思い知らされました。これから先の事を考えてライブの完全デジタルアイドル化を期待していた僕は、やっぱりアイマスのアイドルも中の人由来の有限の時間の中を過ごしており、中の人が居なければライブは成立しないのだなぁ…と気付かされました。

MRライブもセカンドシーズンが終了して、おそらくこの後に控える3rdシーズンで765ASの全てのアイドルが主演公演を果たすでしょう。その後765ASにどの様な展開が待っているか全く解りませんが、僕は出来る限り春香Pを続けるつもりですし、いよいよ供給が絶たれたら自分の出来る範囲の自炊をしていきたいなと考えています。本当にアイマスって罪深いコンテンツですね…。

 

今回はちょっと重めの話でした。お口直しに最近はまっていたカスタムキャストで作った春香さんをどうぞ。これも供給が薄いための代償行為…なんでしょうね^^;

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現時点での最終形態のカスタムキャスト春香さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アイマスMRライブ 2nd SEASON 春香主演公演に行ってきました(前編)

どうも、ご無沙汰しております。そうPです。

久しぶりに現実世界で春香さんに逢ってしまった「THE IDOLM@STER MR ST@GE!! MUSIC♪GROOVE☆2nd SEASON」でしたが、参加された春香Pの皆様はどんな感想をお持ちになったでしょうか?いい匂いがした、ちっちゃくて可愛かった、尊みがわっほいだった、10年越しの椎間板ヘルニア治った、などなど色々な感想が聞こえて来そうですが、僕は1stシーズンのMRステージを経験して来たので前回に比べたら冷静に観察出来たのかなぁと思います。そこで今考えている事をまとめてみたいと思いまして、このエントリを書いています。支離滅裂になりそうですが、どうぞお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

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たしか初日最初の衣装はこれだった。お嬢様の背伸び

 

【再び横浜の地へ】

天海春香さん主演公演一週間前の9月22日、天気図に台風マークが現れてイヤーな予感がしておりましたが、当にそれが的中。初日の29日は終日「」との予報で、新しくお迎えしたキューポッシュ春香さんを連れて撮影旅行と洒落込もうと思っていた僕は、ちょっと残念な気持ちで横浜に向かいました。

今回は前回の反省を生かして29日は3公演全通、もちろん30日も全通!・・・と行きたかったのですが、どうしても翌日の仕事が休めなかったので30日は第1回公演だけ参加して帰る、というスケジュールを組んで参加しました。真っ先に売り切れた29日の第3回公演のチケットをお譲りくださった若さん(@radio_skyblue12) には本当に感謝申し上げます。

曇天で雨がそぼ降る中、ちょうど12時にDMM VRTHEATERに到着しましたが、なにせ「雨」だし、外でやることも無いので早々に入場することにしました。主演アイドル毎に関連するオブジェクトを配置してきている今回の公演ですが、春香さん主演公演の今回はもちろん…「リボン」!。シアターの女性スタッフさんはみんな赤のダブルリボンでおめかししておりました。もぎりのお姉さんに聞いてみると「春香さんと同じ形になるように結んでいるですよ」とのこと。ああ、お気遣い本当にありがとうございます。

物販を横目にドリンク待機列に並んでいると「お次のプロデューサーさん、どうぞ!」とのコール。こういう所でも2ndシーズンでのバージョンアップを感じます。で、ドリンクチケットに200円を足して「たるき亭レッド」を購入。ブルーよりも美味しいけど底に沈んだ苺は…どうしても吸い込めなかったです、はい。そしてコースターはまたもや千早さん達の方でした…(汗)

第1公演はローソンで買ったチケットだったので最後列のP列でしかも「機材席真横」という当にワタクシの為に用意された様な席でした。自分どんだけ機材席真横が好きなんだよ…て感じですが、「P席ってプロデューサー席って事だよな、しかも最後列から見守るなんてなかなか雰囲気が出て良いじゃないか」と思い直して開演を待っておりました。すると一般人立ち入り禁止の機材席に入っていく妙齢の女性たちが数人…。リボンを装備していないのでスタッフでは無さそうだけど誰だろう?などと思っていたらMRライブが始まりました。

最後列ではありますがステージ真正面の席だったので全体がよく見渡せます。いつもの小鳥さん(黒)の前説が終わってステージに現れたのはちっちゃくて、細くて、可愛い765ASのアイドル達。でも …1stで見た光景と全然違う!真正面から見るMRステージは驚くほどキレイで、立体感、現実感を感じるものでした。MRステージは近すぎてもダメ、端っこすぎてもダメなんですね。席次は前後よりステージ正面に居ることが大事なんだと解りました。

 

【MRライブ雑感】

さて、詳しいセトリは他の方に譲るとしてライブパートの個人的な感想を並べてみます。

・初っ端は定番の歌マス。765ASライブ前の「びよーん」って言うインスト→「デーン!」からの歌マスはもはや様式美であり、やはりグッと来るものが有ります。

Little Match Girlは春香、雪歩、真の17歳トリオで最高オブ最高でした。LMGはXBOX360版のアイマス2宣伝用PVのスターリー衣装を着た雪歩が凄く印象的で、且つ曲調も今までに無いようなドラマチックな物だったので、9.18事件でモヤっとしていた当時の気持ちを払拭してくれた曲でした。マッチ売りの少女の歌が寒い真冬に発表されたのも旬が合っていて良かったな。

Good-Byesは正直に言うとあまり聞いてなかった曲で、まさかの選曲でした。

・春香さんのソロ1曲目は「START!」。これは「デスヨネー」的な選曲。繪里子さんがライブで踊るダンスとは違ったMRオリジナルのモーションが可愛かった!速やかなDLCでの配信を希望します!

MUSIC♪は良い曲だしMRライブは「MUSIC♪GROOVE」っていう名前の公演なのでセトリに入るのは仕方ないと思うけど、ゲームサイズだと唯一コールが入る「もっと!もっと!もっと!」の部分がないので、ちと不完全燃焼気味になるんだよね…。

The world is all one!! この曲も特別な感情を惹起させられます。NHKの地上波番組「MAG・ネット」でアイマス2のライブ画面がチラっと先行公開されてゲームへの期待値が爆上げしたのもつかの間、その2か月後に起きた「9.18事件」でアイマスコミュニティが大混乱に陥りました。翌年はアイマス2発売のすぐ後に東日本大震災もあり、ざわわんは激動の時代を思い出す曲になってしまいました。でも「一人ではできない事 仲間とならできる事 乗り越えられるのは Unity is strength」と高らかに前向きに歌い上げる歌詞が最高で、当時もずいぶん勇気づけられた気がします。

・春香さんのソロ2曲めはなんとびっくりステキハピネス!!しかもゲームバージョンと全く違うダンスモーションを引っさげての登場!ゴーゴーダンス風に腕を上下に振りながら後ろ歩きしたり、前かがみから斜めに両腕を広げたりで楽しい!かわいい!繪里子さんの生歌を初日だけで3回も聞けて全力コールも出来るなんて…。ステキハピネス大好きおじさんなので幸せ過ぎました。ちょっと気になったのがステキハピネスの新ダンスモーションが意外とデジタルを感じさせる動きだった事。所々で既存のモーションを繋げたか、PC上で作ったダンスを入れた?という感じでした。

・件の機材席へ入っていった女性たちですが、ライブ中は立ってリウムを振っておりました。繪里子さんの後輩か声優さんだったのかなぁ?詳しくないので全然判らずじまいでした。

 

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スタイリッシュ!

【コミュニケーション雑感】

 そして、春香Pお待ちかねのコミュニケーションの時間。こちらも色々と並べて書いてみたいと思います。

・3回すべての公演で共通していたのが、春香さんからの「もっとお客さんに元気に(笑顔に?)なって貰いたい、どうすれ良いでしょう?」「プロデューサーさんにも笑顔になって貰いたい、どうすれば良いでしょう?」の2つの問いかけ。

・このコーナーは春香さんがプロデューサーと舞台裏でやり取りするという設定なので、お客さんは春香さんのファンではなくプロデューサーという立場で進みます。

・春香さんからの質問に答えるのは座席ルーレットによって選ばれたP。これが意外とドキドキで、当たって欲しいけど当たって欲しくないような気持ちになります。だって気の利いたこと何も言えないもん…(コミュ障)

・春香Pはやはり真面目な人が多い印象。はじめの質問に対するPの返答はほぼ「普段どおりの笑顔で!」というものでした。

・プロデューサーに笑顔になって貰いたいとの質問にも、「笑って!」とか「ダンスして!」とか無難なものが多かった気がします。僕はリボンが主食の春香Pさん達とここはおそらくネタ枠だろうから、もし当たったら『春香。うー、わっほい!って言ってくれないか…』と言いましょう!」と密約を交わしておりました。でも、残念(?)ながら果たせず。

・なぜか2つ目の質問はプロデュンヌさんに当たることが多かった印象。そしてデュンヌさんは自分の欲望に正直だなぁとw そりゃ僕たちだって「好き」って言って欲しいけどさぁ、あそこではプロデューサー視点で考えなくちゃいけなくてさ(以下言い訳

・会場で雪歩Pの方と少しお話した時、雪歩回では返答は選択肢から選ぶ方式だったので緊張しなかったと聞いて、運営は繪里子さんの頭の回転の速さと返答の面白さに期待したのかな?などと思ってしまいました。

・第3公演終了後、尊敬しているニコ百編集の偉い人であるとーけいさん(@UG_Security)が、「プロデューサーを笑顔にしたいとの問には、お客さんの方を向かないでどうするんだ!と叱りつけるのがパーフェクトコミュニケーション」とおっしゃってて、なるほどそういうのも面白いなと思った次第。

・また、今回始めてお会いしたニコマス&ハルカニの偉い人、みづきPさん(@r_mizki)は第3公演は「プロの観客」が多く、衣装選択時に「どっちもー!」とか「左右で!」とか上手に煽ったのが良かった、と。僕はプロデューサーとしての答えじゃ無いなぁと思って聞いてましたが、おかげであの「拗ね春香さん」が見られたので大変わっほいでした。

 

第3公演終了後はそにっぴーさん(@f_of_panda ‏)主催の春香Pミーティングに参加してきました。

後半に続きます

アイマスMRライブの衝撃①

 どうもご無沙汰しております、そうPです。

先日の5月2日に天海春香主演公演のMRライブに行ってきましたので、今回のエントリでは春誕からMRライブまでを僕なりに総括してみたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

 

【2018年4月3日】 

4月3日は我が担当アイドル、天海春香さんの生誕祭!2013年から拙いながらも毎年誕生日記念動画を上げている僕ですが、今年も大量にキャプチャーした「アイドルマスターステラステージ」(以下SS)のライブシーンの再構成に腐心していた3月中旬、新イベントの告知放送「THE IDOLM@STER 765PRO ALLSTARS MR ST@GE!! 新イベント発表ニコ生」が発表されました。説明に出てくるMRという聞き慣れない言葉を早速調べてみると…

「MRとは、複合現実と呼ばれ、CGなどで作られた人工的な仮想世界に現実世界の情報を取り込み、現実世界と仮想世界を融合させた世界をつくる技術」

なのだそうです。これってつまり去年のプロミで出てきたハイテク二人羽織春香さんの事じゃないかと理解した僕は、春誕動画の組み立てを楽しみながら(苦しみながら?)3月18日のニコ生を楽しみに過ごしておりました。

ちなみに今年作った春誕動画はこちらです。

今年こそAEとかいろいろ使った動画を作ろうと思っておりましたが、結局スキルを勉強する時間が無く(CODWWⅡが忙しかったなんて言えない)今年も例年通りのPVに落ち着きました(^.^;

でもSSの春香エンドが色々と素晴らしく無印・SPの春香Pを救済するような内容だったため、どうしてもそこを意識した動画を作りたい!と思いまして。まずは歌詞がぴったり来る90年台アイドルソングとしてribbonの「それは言わない約束」を選びました。ラストの歌詞、「愛しているならsilenceがいい」「ちらかす言葉はみんな夜空にあげて」「抱きしめられたら戸惑いたくない」「今夜はI love youも言わない約束」。こんな事をあのエンドの時に春香が思ってくれていたら…との思いで作りました。感想などお聞かせ下さると次への励みになりますので、ぜひよろしくお願いいたします。

 

【ご用意されまくり…!?】

いつも期日ギリギリまで作っている春誕動画なのですが、今回はかなりスムーズに制作が進んだため「ニコ生」の日はメンタルが爽やかな状態で迎える事が出来ました。そうPは出来る子!(春香風)

告知という側面から見たら全然情報が足りなかった、あずみんとはらみーのニコ生。まあ、主に悪いのは隣りに座ってたおっさん坂上さんのせいだと思いますが、それでもほんの数秒映ったMRステージ上の春香が凄すぎて…。天海春香主演公演(!)に行かないと一生後悔するだろうなと思ったワタクシは会社代表というスキルでスケジュールの強制的な調整に入りました。(クズ)

DMM VR THEATERのキャパを調べてみると352席との事だったので、全国に数多いる春香Pとの熾烈な争奪戦になるんじゃないかと予想。でも僕はこの時点でプロミのチケットを両日連番で確保しているという奇跡的な所業を達成していたので、いざとなったらこれをトレードに出してチケットを入手しようと腹を決めておりました。

しかし、当選日になるとTwitterのTL上に「お席をご用意された」春香Pが続出!むしろ当たっていない方を探すほうが難しくらいの状態に。初日こそチケットは完売していましたがそれ以外の日は余裕ありという、いつものアレからは信じられない事態に。告知不足なのはそうですが、声優さんがステージに立たないと皆の興味が湧かないのか、単にチケット代の設定金額が高すぎたのか…これはMRライブ体験前では判りませんでした。

 

 【いざ、横浜へ】

去る5月2日、既にMRライブに参戦しているPさん達の「報告」を詳細に検討した結果、内容が開催毎に微妙に違うことが判ったため、初回と2回目の公演に参加することにして横浜へ出立。10時過ぎには横浜についたので、先ずは朝ごはんをきゅぽ春香さんと食べることにして元町方面へ向かいます。

ホテルニューグランドナポリタンは上品でとても美味しかった!さすが発祥の地。(ビールも飲んでしまったのは秘密だからね、春香。)

詳細⇒ https://www.hotel-newgrand.co.jp/origin/#about-origin-neapolitan

横浜でアイマスの聖地と言ったらやはり行かねばならぬ、港の見える丘公園

僕はSPから本格的にデビューした中堅Pなので、アケや箱からの古参Pほど思い入れのある場所では無いのですが、やはり最高の結果を残せたことを祝いあった場所ですので外せません。午前中はわりと気温が暑かったのと公園が少し高台にあるので上り下りをしているうちに汗がw ビール飲んじゃったことを少し後悔しながら会場に向かいます。

500円のドリンクチケットを買って入場すると、内部は普通のミニシアターと言う感じでドリンクホルダー付きの座席が並んでます。左後方の何列かは機材席となっており、その分の席を補填する意味なのか、A列の前にさらにもう一列パイプ椅子の「AA席」が設置されておりました。ドリンクホルダーは無いけどあの席に行きたかった。

この日の1回目の公演はローソンで購入した席でL列。後方ではありますが客席に傾斜が付いているためステージはよく見えます。前方はほぼ埋まっていましたが、L列より後ろは空席もチラホラ見える状態でライブがスタートしました。(最後方の席にお偉いさんと思われる男性がおられましたが、誰かは解らず。)

照明が落ちてお約束の企業コール⇒小鳥さん(黒い)の前説が終わると、CGの緞帳が開いて唐突にライブが始まります。前方のステージのある空間に現れたのはいつもモニター越しに眺めていたアイドルたち。なるほど、現実世界で見る等身大の春香さんって小さくて可愛い!このリアルな感覚に思わず「おお…」と声が漏れます。

1曲目はまさかの「ONLY MY NOTE」!もう聞けないと思っていた曲なのでテンションが上がります。で、ステージ上の春香に向かってお約束のハートを作るなどw 2曲目は僕が初めて好きになったアイマス曲「魔法をかけて!」で春香、律子、雪歩の三人という組み合わせ。この時点でMRライブは古参Pを殺しに来てるのを理解しました。

数曲の披露のあと、春香のソロ1曲目は「キラメキ進行形」でした。この曲はプラスタ・ステラ共に未実装の曲なのでゲームモデルのダンスは初めて見たのですがとても良い!特に「キラメキのスピードで」からのサビのところで、両手を上げて手首をクルクルさせるところとか最強です。早く配信して欲しい…!

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ソロパート衣裳は、あのロイヤルチェスター

ソロ曲が終わるとMCの開始です。色々有ったので箇条書きにしてみますね。

・横浜では何を食べたら良いか?との春香からの問いに「タロイモの小籠包」と答える客席。「この公演でこの質問をするとなぜか毎回小籠包と言われるます」と春香。あくまで天海春香としての受け答えをしてきます。

・皆さんの好きなものは何?との春香の問いに、「アイドルマスターが好きです!」と答えるP。春香は「この公演の事ですね、私もがんばります!」と返答。初めは「おや?」と思ったけど天海春香アイドルマスターという概念は持っていないので、この答えは当然。

・この公演、ここまで全部見てくれた方は居ますか?との質問に、唯一人だけリウムを高く掲げたのが全身赤色の山城Pさん。さすが伝説的な春香Pと言われた漢。

・最後のソロパートの衣裳を決めて欲しいとのお願いをされました。二択です。

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アンティークスター

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プラチナメモリー

挙手での採決の結果、ソロの衣裳はアンティークスターになりました。春香からは「みなさんチェックが好きですね。そう言えばこの会場にも何人かチェックを着てらっしゃる方が居ますもんね!」的な話あり(会場爆笑)。で、プラチナメモリーは今日の2回目の公演で絶対着ますね!と嬉しいお言葉。(僕はプラチナメモリーを選んだのでw)

こんな楽しいやり取りをステージ上のアイドルと出来るMRライブ。参加をまだ迷ってる方は、担当の主演公演は絶対行ったほうが良いです。一生後悔しますよ…。

MCパートが終わると、ここからは最後に向けてセトリもヒートアップ!READY、HAPPY、CHANGE!!、自分REST@RT、MUSIC…いずれもゲームサイズながら「あ゛~!」ってなる曲ばっかりw 個人的にはHAPPYのコールがまた出来たのが嬉しすぎました。

最後の春香のソロは「乙女よ大志を抱け!!」で、約束通りアンティークスターで登場。CD音源では無く生で歌ってるよなこれ…という感じ。途中に「えへへ♡」とかセリフを入れてくるの最高過ぎです。これもゲーム未実装曲なのでダンスが新鮮でまた可愛い!通常のライブでは「♪遊びも学びなんだよ」の部分は手を上げて左右に振りますが、MRでは違ったダンスを見せてくれたりします。

 

【初回終わっての感想】

この後、社長のお話があってMRライブは終了するのですが、何点か気になるところがあったので列挙してみます。

モーションキャプチャの調子が悪かったのか、春香の左腕があらぬ方向に曲がったり、すごい勢いで震えたり。乙女大志では後ろ向いたまま2秒くらい固まったりしたので、最後に春香から「私、上手くステージ出来ましたか?」と問われた会場のPが「お、おう…」となる事案が発生。

・ライティング、紙吹雪等のエフェクトが多重に重なるとコマ落ちする所あり。

・いわゆる「アイマスライブ」との認識で参加していない人が多いので、会場が温まるまでコールとかレスポンスがわりと薄い。

まあ、こんな事を全てチャラにするくらい楽しくて凄いイベントでした。第2回を見た後はまた違った感想が出てくるのですが、それはまた次のエントリで!

今回も駄文にお付き合い下さいましてありがとうございました。お口直しに可愛い17才トリオを御覧ください。

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初星宴舞で世界中にハピネスが広がった件②

どうも、ステキハピネスおじさんこと、そうPです。
前回に引き続き、初星宴舞で穢が祓われたお話をしていきたいと思います。
ですがその前に、なんでお前はそんなに「ステキハピネス」にこだわっていたのかと言う、チョットめんどくさい話から書いてみます。
 

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宿泊してたホテル 青空が眩しい
【個人的ステキハピネス考】
 
OFAにおいて実装された、実に春香らしいEXエピソードをバックボーンに持つこの曲。それだけでも春香のハピネスを広げたいと言う気持ちがビンビン伝わってくるステキな曲なのですが、「なかむランド」発の誕生エピソードがさらに曲の魅力度を深めているのです。思い起こせば繪里子さんが「なかむランド」を始められた時、僕は「これで繪里子さんの中の春香が薄まり、消えて行ってしまう様な事が起きたらどうしよう」などと、今思えば要らぬ心配しておりました。でも、「なかむランド」楽曲の一つ「ハルカな場所へ」という歌について「これはダブル・ミーニングであり春香の事はいつも思っている」という趣旨のお話しを繪里子さんがMCでされてて、個人名義のお仕事でも春香は意識されていた事がわかったのです。故に「なかむランド」はニュータイプアニメアワードで春香に追いついた繪里子さんが「春香の場所」に共に並び立つ為の仕事だった、という側面があるのです。(あくまでも個人的解釈です)
「ステキハピネス」はそんな繪里子さんの現場から着想された春香の曲だったので、霊媒師たる繪里子さんを通して、どうしてもライブで聞かなければいけない曲になったのでした。
 

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なかむランドに再入園したい人生だった

 

【そして、初星宴舞二日目】
 
二日目のセットリストは大幅に変わると教えられ、なんとか生き返った昨日。
今日こそは!との気合を込めて幕張イベントホールに向かいました。
 
昨日よりも風が強く、晴れていても午前10時くらいではまだまだ寒さが身にしみる天候ですが、気の早いPさん達は既にイベントホール前で名刺交換などの営業活動をされていました。中には半袖Tシャツ姿の方も…。若さってすごいw
 
で、早々と繪里子さんへの貢ぎ物とお手紙をプレゼントBOXへIN。このときはまだどの箱も空でした。
ちなみに今回の貢ぎ物は僕の店でも売っている「 響聲白龍散」という生薬主体の健食。喉に潤いを与えて美声を保つ作用が有ります。声優業界隈で絶大な支持があった「響声破笛丸」ですが、エスエス製薬が製造を中止してしまったので代替品のご提案をした訳です。繪里子さんのボイスケアの一助になればいいなー、と。
 

その後、いつもTwitter上で仲良くさせて頂いているリボンが主食の春香Pさんにご挨拶。「2018年、最初のアイマスライブで歌ったのが春香さんで、それが「START!」だったのはそれはそれで素晴らしい事。」とのお話を伺って、なるほど、そういう風に考えれば昨日の選曲も意味があるし、なによりポジティブでいいな!と思った次第でした。
 
さて、本日の席次は昨日と違ってA2ブロックの中段あたり。
でも今日もやったぜ紅組!(天・∀・海)!
 
しかもステージ方向への視線上に高層ビルみたいな奴は居ないというラッキーな状態でした。この席は10口申し込んだ中で唯一単番指定だったのが当たった席。周りを見回してみると単騎のPが多いように見えました。やはり連番で申し込むよりも当たりやすいんでしょうかね…?僕の両隣の方はどちらも平服でライブグッズなどで武装をしないタイプの方。ライブを静かに見たいんだというオーラを放っておられました。
で、僕はと言えば「なかむランド」が始まった時に仲間数人で作った長い法被(よさこいソーラン風で背中に中村繪里子・乙女よ大志を抱け!と大書してあるw)に公式タオルという出で立ち。さぞ嫌だったろうなーと思います。ごめんなさい(^.^;

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こんな感じの法被でした
 
初日と同じく紅白応援Vからスタートした初星宴舞二日目。昨日、「番号!1!・2!・3!」の「2!」のところでリウムを振るという小技を覚えたのでしっかり繰り出して行きます。気がつけば左隣の方はちゃんとペンラを持参されててちょっと一安心。右の方は…相変わらずでいわゆる「腕組みして眺める彼氏」のスタイル。うるさくしたらごめんなさいと心のなかでお断りを入れます。(←意味なし)
 
アイドルマスターSP」から入った僕には「ユカタメイド」に見える衣裳を纏ったガールズ達による「歌マス初星Mix」の披露が終わり、いつもの楽しげなMCへ。そしてついに!この時がやってきました。ステージ中心の繪里子さんを見守るようにガールズたちが捌けながら聞こえてきたのは「ハピネス、この素敵な気持ちをずっとずっとずっと届けたいよ」の歌声…。
 
ああ、ホントに待ってた、この瞬間を。
待ち過ぎて腐るときも有ったけど、ステキなハピネスに包まれて全てが浄化されていきました。仲良くさせて頂いてる数人のフォロワーさんから「そうさん号泣してるんじゃないか」と言われましたが…w最初は不思議と涙は出なかったです。「春香のステージを盛り上げなくては」との使命感の方が先に突出してきて、気がつけば全力のコールを開始しておりました。でも非常に極まった精神状態だったため、事前アンケートの結果を無視していわゆる警報もやってしまい、さあオーイング…と来た時に急に声が詰まりました…。「コンティニュー出来ない一度の人生、何かしなきゃ後悔するでしょ」何故かこの歌詞がぶっ刺さりました。春香Pの端くれとして三年ちょい、「ステキハピネス」について語り、Tweetし、関連する動画を作ってきた、その思いが歌詞と重なってしまい涙腺が一時崩壊したのです。(周りのPの方々、大変ご迷惑をおかけしました。)その後はなんとか姿勢と涙腺とを制御しつつ、しっかりとステージ上の春香(=繪里子さん)を目に焼き付け、最後は全力「Yeah!!!!」…!
 
ここで、僕の初星宴舞での目標は達成されました。

 
 
【ハピネスってすごい】
 
この時点で既に昇天していたワタクシ。その後の曲は正直な話どうでも良いかな…と思ってたら。久し振りの「フラワーガール」ではらみーの煽りに悶絶し、「放課後ジャンプ」ってこんなに盛り上がる曲だったんだ!と喜び、そして昭和アイドル歌謡の現代版「全力アイドル」さんがついにご降臨…!全力で殺しに来くる公式、見直したぞw
 
その後も、当にここで行われた冬ライブで尻もちついちゃった「ゲンキトリッパー」、「いっぱいいっぱい」からの「七彩ボタン」、まさかまさかの 「ら♪ら♪ら♪わんだぁらんど」、SP勢感涙の961プロオリメン「オーバーマスター」と死ぬほど楽しいセットリスト。いやぁ、ほんとにこんなに楽しいライブは久しぶりでした。憑き物が落ちて、素直にライブが楽しめるようになったからというのも大きかったかも知れません。
 
約三年の間「ステキハピネス」を聴くことを主目的にライブに臨んでた僕は、後半のバラードゾーンが来るのが怖かった、いや嫌いでした。何故かって、もし「ステキハピネス」が歌われるのならバラードゾーン前だろうし、終演近くでは歌われることは無いだろうから。なので毎回バラードゾーンがやってくると「ああ、またか…」と肩を落としていたのですが、そんな濁った気持ちが浄化された今回はソロラストの「細氷」も今までにない素直な気持ちで聞くことが出来て、改めて今井さんの歌唱力というか空気の作り方、演じ方に感動しました。いつもは響いてこなかった「Destiny」も今回ばかりはジンと来ましたね…。本当に人間って勝手なもんです(汗)

 
 
天海春香役 中村繪里子さまへ】
 
最後の挨拶の中で、運営から歌いたい曲を2曲選べと言われた時に「ステキハピネスしか歌えません!」って答えたという繪里子さん。自分の中にいつも春香が居ると言ってくれた繪里子さん。一番幸せな言葉が「天海春香役 中村繪里子です」と教えてくれた繪里子さん。本当にありがとうございました。チョットでも繪里子さんの気持ちを疑ってしまっていた自分は春香P失格です。穢が祓われた今回の初星宴舞から、また出直したいと思います。
 
 
今回は拙いだけでなく、めんどキモい文章にお付き合い頂きまして本当にありがとうございました。お口直しに可愛い春香さんでもどうぞ。

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ステラでもこのウサミミ使いたいのですが…