そうPのセルフライナーノーツ ~Love is forever feat.天海春香 編~

どうも。底辺春香Pとして、その名を知られていない存在、そうPです。

 

アイドルマスタープラチナスターズ」への文句諌言から始まったこのブログですが、最近はライブレポートみたいな様相を呈してきております。まあ、765ASのゲームでの展開が少なくなって「プロミ」や「初星宴舞」「MRステージ」などのライブが中心になってしまったので致し方無かったかな?とは思います。

しかし…そのライブ活動も「MRステージ 3rd シーズン」の開催が望まれている以外、現時点では「予定無し」という状況に。数年前までは765ASの活動が減ってきたとしても何らかの燃料は供給されていたので、ここまで材料が無いのは人類の有史以来、初めての危機的状況ではないでしょうか。

で、ワタクシ。少し前に参加した春香Pミーティング時に「もしこの先、展開が無くなる様な事が起きるなら、自分たちで作れば良いと思ってる」などと発言しておりまして…。いや、決して自分が何か作れる訳ではなく、長く愛されて来たコンテンツのオタク達には「足りないものは作る!」という歴史が有ったように思ったのです。(うる星しかり、サクラ大戦しかり)。では、お前は何が作れるのか?と問われれば… 

はい!「iM@SコラボPV」です!

 という事で(?)今回のエントリでは僕が最近作った動画のセルフライナーノーツ的なものを書いて見たいと思います。 

 

【じつに悩ましい…曲決め】

コラボPVを作る時、いつも悩むのが「今回は春香さんに何を歌わせよう?」なんです。僕は基本的に自分が好きな曲を春香さんに歌わせてニヤニヤするのが好きなので、選択肢が自ずと昔のアイドルソング中心になってしまうのですが、「この曲、春香さんに歌わせたいけどイメージがどうしても合わない!」って事が結構有ります。

たとえば、少し前にアップした裕木奈江さんの「拗ねてごめん」って曲。

フォーク世代をリスペクトしていた裕木奈江さんのパーソナリティから湧き出る儚げな感じが、強く雪歩をイメージさせました。それと何故かフランス語と雪歩って合うような気がしたんですよね。おしゃれ可愛い感じというか。加えて僕の雪歩のイメージが「ゆりほ」成分強めなのでこちょこちょ話す可愛らしいイメージがあって。このフランス語バージョンがイメージぴったりでした。

投稿してみたら1000回の再生を頂きまして、皆様も同じようなイメージをお持ちだったのかなぁと一安心。本来の歌詞も知ってほしかったので少し冗長だったカメラワークなどを見直した日本語バージョンの動画も作ってしまいました。^^;

こちらは裕木奈江さん本来の低めの落ち着いた声質なんですが、これがまたゆりほの最終時期を彷彿とさせる感じで良かったかな、と。

 閑話休題

 さて、我が担当アイドル天海春香さんの新作コラボPVである「Love is forever feat.天海春香」のお話です。今回春香さんに歌ってもらったのは僕としては珍しくアイドルソングでは無い曲を選んでいます。

と言うのも、最近ニコマスで素晴らしい動画を上げてらっしゃる方達は男性のボーカルにアイドルのステージシーンを合わせたり、テクノ調の映像効果と合わせたりとカッコ良い映像作品が多く、才能もテクニックも無い僕はただただ「凄いなぁ…」と羨望の眼差しで眺めていた訳です。で、チョロく影響を受けた結果、自分でもカッコ良い方面に振ったPVを作ろうと思い立ったのですが、コラボPVを作る上で自分の中で不文律みたいなものが有りまして。

・女性ボーカルを使うこと

・歌番組のステージを再現すること

この2つは絶対に崩せない条件です。我ながら不自由だなぁと思いますが90年代はアイドルが出演する番組が沢山あって(東京イエローページとか、)そういうのばかり見て育ってきたのが悪かったんでしょうねw

で、僕なりに精一杯アーティスト方向に寄った選曲がTommy february6の曲でした。

見て頂ければ分かる通り、結果としていつもと変わらない様なPVになってます。結局は自分の作りたい感じって曲げられないものなんですねw

 今回のPVですが、今までとはちょっと違った作り方をしてみました。普通のニコマスPは「あの曲の、あの部分のダンスが可愛いので使おう!」とか「ぴったり来る!」とか構成を考えてキャプチャーして、切り出して、TLに貼り付けて…という作業フローをしてると思うのですが、僕はもはや脳が不自由になってきているので細かいところをあまり覚えてなくてね(笑)。で、今回は先ずBPMと曲調の近い曲をピックアップして正面カメラで全てキャプチャーする所から始めてみました。

そこからぴったり来るダンスと表情、可能であるならリップシンクロが存在する部分を探します。この作業は動画作成の肝になる部分なんですが、仕事で疲れてたり夜遅い作業になってくると眠気との戦いになり、とても苦しいんです。ですので、ピタッとハマる部分が抽出出来たときの嬉しさと言ったら何者にも代えがたい物があります!

ちなみに上記のツイートの当該部分は1:24からの部分。トリミング無しの長回しでダンス、表情、リップシンクロ、全てが揃ったかなり嬉しいケースで、脳汁が出ちゃうやつです(;´Д`)アハァ

で、全体の尺が埋まったら試しにレンダリングしてみて、不自然なところが無いか様子を見てみます。BPMが速い曲のベロシティを無理やり下げて合わせている場合などはFPSが落ちる(カクカク動く)ので、その部分だけ浮いてしまいます。それが全体の流れから見て我慢ならないレベルだったら潔く諦めて、その部分に合うシーンを探し直します(これがまた辛い…)

この時点では全て正面から撮ったシーンなので、ここから演出を決めていきます。カメラのアングルを考えて当該部分を再度キャプチャーして差し替えたり、トランジションを使ってシーン同士のつなぎ目を自然に見せたり、パン&クロップを使って動きを付けたり。今まで正面しか見えてなかった動画の中の春香さんがイキイキと動き出す、凄く楽しい作業です!

最後に歌詞を載っけて仕上げの微調整を施したら動画の完成です。ニコ動にアップしてエンコードしてもらうのですが、たまに(頻回に?)音ズレが起きるので出ないようにお祈りをしながら終了を待ちますw

一時期のクソ仕様に比べれば1080p 6Mで動画が再生出来るようになったのでかなりマシになったニコ動ですが、改悪前の仕様だとニコ動側のエンコードを回避出来たので凄くキレイに動画がアップ出来たんですよね。

「プラチナ画質」という珍しいタグを貰ってしまった動画↓

 

会員数の減少もあって、PV系の動画で2525(ニコニコ)回再生を達成するのは、僕のような底辺Pには夢のまた夢になってしまいましたが、これからも春香さんに色々な歌を歌わせて行きたいなぁと思ってます。 

最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。

お口直しに可愛い春香さんをどうぞ。

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めがねるんも可愛いけど、やっぱりこの感じよね…(^^*)

 

PS

ちなみに、僕の使っている編集ソフトは「VegasPro」っていうマイナーなやつ。Premierと違ってアドビの「言語」と「お作法」を知らなくても、ウインドウズPCを使ったことのある人であれば解りやすいソフトです。難点は頻繁に固まること。この動画を作りながら何回落っこちたことか…

 

PS2

前提条件として、春香とPは別々の道を歩き始めた所です。

P「はー、今日も疲れたな…。さて今日のMステの出演アイドルは…と」

TVの電源オン。

P「お、春香か。がんばってるな。」

P「おい、気持ちを歌に乗せるの、凄くうまくなってないか…」

P「う…どうしてこんなに胸が苦しいんだろう。それに俺…泣いてるのか?」

(最後のシーンを見て)

P「…ママァ…」(泣きじゃくりながら)

 まあ、最後のは冗談としても、こんなシチュで構成を考えてみました。(^^*)